修業年限と学修内容

生命科学コースの学生は、4年以上在学し、教養基礎教育科目、専門科目の合計124単位以上習得することにより卒業が認められます。

生命科学を学ぶ上で、数学と理科の基礎を身につけることは重要です。1年生では、基礎科目においてこれらの科目を必修します。

【基礎教育科目】
基礎化学、基礎生物学、基礎力学、基礎線形代数、基礎微分積分学、基礎情報学、基礎AI学、基礎生物学実験など

専門科目は、必修科目(化学系および生物系の講義科目、演習、及び実験)と選択科目(化学系および生物系科目)で構成されています(以下は令和4年度入学者用の授業例です)。

【専門必修科目】
生物有機化学、生化学、細胞生物学、生命機能設計学、分析化学など
【専門選択科目】
有機化学演習、生命物理化学、生体機能学、蛋白質化学、細胞生理学、生命無機化学など

早期研究室配属

理工学部では生命科学コースを含めて、通常3年後期から研究室へ配属して研究を開始します。生命科学コースでは、成績優秀で諸条件を満たした希望者に2年後期から研究室への配属と研究の開始を認める、コース独自の制度を設けています。

早期に配属されることで、研究する期間が通常より1年増えるため、より研究内容が充実すると期待されます。良い成果が出ると、学会発表や学術論文の出版も早期に可能になります。得られた成果は、各種奨学金を申し込む際に必要な研究実績になります。将来の研究者としてのステップアップにつながります。

研究活動の様子

学位

規定単位取得後、学士(理学)の学位が授与されます。

資格

教職課程で指定された科目を履修し、所定の単位を取得することにより、高等学校教諭一種免許状(理科)を取得できます。

化学に関する科目を15単位以上取得することにより、危険物取扱者(甲種)の受験資格を得ることができます。

具体的なカリキュラム

カリキュラムツリー(履修系統図)

カリキュラムツリーとは、年次毎の授業内容や各授業科目間のつながり、教育課程の方針などを体系的に明示する図のことです。

画像をクリックすると、令和4年度(2022年度)入学者のカリキュラムツリーを見ることができます。

履修モデル

履修モデルでは、進級・卒業に必要な単位要件と開講される科目名を明示して、どの学年でどの科目を履修したらよいか指針を示しています。およそモデルに従って履修を進めると、卒業単位を十分に揃えることができます。

画像をクリックすると、令和4年度(2022年度)入学者の履修モデルを見ることができます。

 


2022年度開講科目表

科目名をクリックすると、シラバス(授業計画)を見ることができます。

 教養基礎教育科目専門科目
教養教育基礎教育
1年次

前期

(1Qと2Q)

初年次ゼミ(生命科学科) 
主題別科目
国際言語科目
スポーツ文化科目

基礎生物学ⅠA
基礎生物学ⅡA
基礎化学ⅠA
基礎化学Ⅱ A
基礎線形代数ⅠA
基礎線形代数ⅡA
基礎微分積分学ⅠA
基礎微分積分学ⅡA
基礎力学ⅠC
基礎力学ⅡC
情報処理の技法A

秋田の環境と資源

後期

(3Qと4Q)

主題別科目
国際言語科目
スポーツ文化科目

基礎生物学ⅢA
基礎生物学ⅣA
基礎生物学実験(実験系)
基礎化学ⅢA
基礎化学ⅣA
基礎線形代数ⅢA
基礎線形代数ⅣA
基礎微分積分学ⅢA
基礎微分積分学ⅣA
基礎情報学C
基礎AI学C

生命科学概論
2年次 前期
(1Qと2Q)
主題別科目
国際言語科目
スポーツ文化科目
  生化学Ⅰ
生化学Ⅱ
分子生物学Ⅰ
分子生物学Ⅱ
細胞生物学Ⅰ
細胞生物学Ⅱ
生体機能学Ⅰ
生体機能学Ⅱ
生物有機化学Ⅰ
生物有機化学Ⅱ
生物学演習Ⅰ
生物学演習Ⅱ
分析化学Ⅰ
後期
(3Qと4Q)
    生化学Ⅲ
生化学Ⅳ
3年次 前期
(1Qと2Q)
   

分子生物学Ⅰ
分子生物学Ⅱ
細胞生理学Ⅰ
細胞生理学Ⅱ
分子細胞生物学Ⅰ
分子細胞生物学Ⅱ
蛋白質化学Ⅰ
蛋白質化学Ⅱ
生命無機化学Ⅰ
生命無機化学Ⅱ
生物機能有機化学Ⅰ
生物機能有機化学Ⅱ
生物学実験Ⅲ(実験系)
化学実験Ⅲ(実験系)
分子生命科学
理論化学Ⅲ
理論化学Ⅳ
生物物理学
生命情報学
特別配属研究Ⅱ
早期課題研究

後期
(3Qと4Q)
   

生体分子解析学
生体分子情報学
有機化学演習
生命倫理学
研究者倫理学
インターンシップⅠ
基礎配属研究
基礎配属実験
外国語文献購読Ⅰ

4年次 前期    

外国語文献購読Ⅱ
研究プロポーザル
創造工房実習
卒業課題研究

後期     外国語文献購読Ⅲ
卒業課題研究