2021 12 27 日(月)に数理探究ゼミ(秋田大学連携授業)のため、本荘高校の数理探究クラスの12 年生に秋田大学へご訪問頂きました。本荘高校の皆さんは、秋田大学の各所に分かれて様々な学習をしています。生命科学コースの実験には、2年生のうち6名に参加して頂きました。

 本コースの疋田教授と本田助教の指導の下、新型コロナウイルスの検査に用いられるPCRの基本を学ぶ実験を体験しました。まず、本田助教が実験の概要について解説しました。続いて実験室に移動し、ピペットマンなどの実験器具を使って、実験操作に取り掛かりました。実験の待ち時間には、疋田教授からのPCR反応の解説を聴講したり、分子細胞生理学研究室を見学して大学の研究の一端に触れたりしました。

 事後アンケートでは、

PCRを行うことで、DNAの増幅ができることを知って、身近な存在となっているPCR検査の理解が深まりました。」

「自分でしっかり結果が見えてわくわくしました。」

「なぜこの操作を行うのかなど11つていねいで分かりやすかった。」

「元々、生物には興味があったが今日の実験、講義を通してより関心が深まった。」

と、大変好評を頂きました。

                                 

                    実験解説の様子(左)と実験器具(ピペットマン)を用いて電気泳動を行う様子(右)